――数日がたったある日。


礼「あー…腹減ったなぁ。」


悠「愚痴ってねぇで手伝えや!!」


葵「それにしても仁はどこにいったんだ?」


生徒会室には、礼司・葵・悠斗が仕事をしていた。


悠「そういえば…いねぇな」


葵「っていっても…大体、予想出来るがな…ハァ」


礼「葵ー溜め息つくと幸せ逃げるよ?ニヤリ」

悠「もしかして!また、あの女のトコかっ!?」


葵「飽きないねぇ…もうあれから3日は通い続けてるんじゃないか?」


礼「それで、惚れてない!!とか言ってるもんねー…"面白いからだ"とか言っちゃって」


悠「あの女のどこがいいんだか理解不能だな…」


葵「まぁ…仁は他人に対しても自分にとっても鈍いからな…」

礼「あの仁がねぇー…恋する男の子になっちゃったかな?(笑)」

悠「…その台詞キモい。」


葵「確かにな…その言葉、仁に言ったら殺されるぞ(笑)」


礼「言うわけないでしょー♪俺だって命は欲しいよ(笑)」



悠「そんなのいいから、手を動かせ。」


高級ソファーに寝っころがっている礼司に悠斗がギロリと睨んだ。


礼「"そんなの"ってひどくね!?仲間だろ!!?」


悠「ふーん…」


礼「葵!!悠斗が冷たいんだけど!!」


葵「男が上目遣いするな。手を動かせ。」


礼「女の子ならイチコロなのにな~」