『ぎゃっ!!3秒ルール!』


1…2…ってとこで拾い上げたが咲に止められた。


咲「ちょっ!馬鹿っ!汚いでしょっ」


『あたしにとって貴重な食料なんだよ(泣)お金持ちにわからないー』


咲「だからって…地面に落ちたやつはさすがにさぁ」


千春のは手作り弁当。咲のは優秀なシェフが作ったと思われる高級お弁当。(なんとデザートにケーキ付き)


『咲ちゃんっ、そのケーキちょう「だーめ」


…だい、と言い終わる前に断られた。


『ケーキなんて半年以上も食べてないよー…スタバのチーズケーキが食べたい。』


「チーズケーキ好きなの?」


『ん…?あれ…今幻聴が…咲かい?』


咲「いやいや…」


「上。」


恐る恐る顔を上げると…


咲「キャーっ!?」


バタリ。


『え"ぇ!?咲っ!?』


「この女、気絶ばっかしてねぇ?」


顔を見上げると、そこには窓に寄りかかって見下ろしている噂の"生徒会長様"がいた。


『え"っ!?な…なんで』