『ばっ!!///一目惚れなんかしてねぇよ』

「照れてる~☆」


「おい!仁!!裏切るのかっ、女なんて嫌いって言ってたじゃねぇか!!」


『だからっ、ちげぇってば!!』


「ははっ、でも気になるんだろう?」


『あぁ…足を思いっきり踏みやがったんだ。ぜってぇ見つけてやる』


「はっ!?四天王リーダーである仁の足を踏んだの!?」


『あぁ…それで逃げられた』


ぜってぇ、逃がさねぇぞ。しかし、この高鳴る気持ちはなんだ?


「な~んか、面白くなりそうだね」

礼司の呟いたその言葉に対して仁はこれから先、期待を裏切らなかった。


―NO.2 end―