―ダンっ!!― 「…っ!!?!」 『さよならっ』 会長の足を思いっきり踏みつけ逃げ出した。 「…おいっ!!」 会長の声をスルーして裏庭へ逃げた。 「いってぇ…さすが俺が気に入っただけある」 走り去った千春の後ろ姿を見つめながら会長が発した言葉に千春は知るはずもなかった。 「逃がさねぇからな…」