シンデレラ物語―ラブコメ風―




ムニ…



『ぬぁにすりゅにょりょ~』



ほっぺを引っ張られた。分厚いあたしの頬っぺたはのびる、のびる。



仁「どの口が言うんだ…?あ゙ぁ?」


『イタタ…;泣』


仁「俺のメイドのプライベートなんか知らねぇよ。俺の目が届く場所にいろ。」


『…横暴。』


仁「あ゙?」


『何にもありません。で、何の用?』


仁「あー…何だっけ?お前に構ってたら忘れた。」


『あたしのせいかい…』


うーん、と額に手を当てて考えるヤツ。
ムカつくけど様になってる。


仁「あ。思い出した。」


『ハイハイ…それで?』


仁「今日、海外にいる親父のところに行ってた執事が2週間ぶりに帰ってくる。お前とは初めて会うだろうから」


『へー執事いたんだぁ。どんな人?』


執事ってことは、白髪でヒゲが生えてて上品なおじいちゃんかな?


仁「見た感じは落ち着いた印象だな…だけど、すぐ迷子になるいじられキャラ。ガキの頃から一緒にいたから頼れるヤツだな」

『へー…何か面白そうな人なんだね』


何か仲良くなれそう。早く会ってみたいなぁー


仁「あ。アイツに惚れるなよ?」