良く晴れたGW最終日のこと―







『あー…暇だなぁ。』



せっかくのGWなんだから、休みなさいって言われ休みを頂いた。


そして、今、この馬鹿デカイ庭を散歩中…


『美里さんの部屋にでも行こっかな♪』



――美「いきなり休日もらっても何したらいいのか解らないものよねー」



百「そうよねぇ」


この2人も私と同じだったみたい。



美「でもさっ、千春ちゃんは仁様とデートすれば良いのに」



『え゙!!何でですかっ!?この前も言ったように私たちは付き合ってませんよ?』


百「お似合いだと思うんだけどなぁー…」


美「ウンウン…」


『それに休日まで会長と一緒にいたくありませんよっι』


あ゙ー…もう雇われてから毎日のように見てるんだから…

会うたびにからかわれてストレスが溜まる。



美「そんなこと言っちゃってさぁー、仁様にとっては千春ちゃんが気になってしょうがないように見えるケド?」


百「そうそう、女の子と普通に話してる仁様の顔見たことなかったわ」


『あの人、私を女の子に見えてないだけですよ?私を見ててウケるとか言っちゃってますカラ…』