*木田先生と要の憎しみ*


告白の返事を先生にしてから、また部室に戻るとまだ二人がいた。


「何してんの?」


「吉田を祝おう!会をやろーとな」


「そうだ。付き合うことになったんだし」

妙に怪しい雰囲気を出してる二人。
ものすごく怪しい。

「なぁー、吉田?」

「高城君?」

要がケーキを取り出した。すると、酷いことをした。

「うわっ!」

ケーキを吉田先生の顔面に投げ付けた。

「このヤロー!!」

「俺も久々に怒りが溜まってきた」


はぁ…成長しないよ、本当に。
でも、この幸せ…ずいぶん成長してるよ。

自分は要の頬にクリームをつけたりして遊んだ。



ねぇ、これからも自分をよろしくね?三人共。


ずっとずっとこの幸せな時間を忘れないよう…強い絆で強い思い出を作ろうね。



†完†