昨日は落雷が近くに落ちたらしいけど、こんなにも月が綺麗なんだ。 静かな暗闇。 照らすのは君に似た月だけ。 自然は素晴らしい。 僕は上機嫌だった。 鼻の下に当てて彼女のハンカチの匂いを嗅ぎながら、恍惚とした表情で月を見つめて歩いていたら。