それからしばらくした月夜の晩だった。

大学のサークルでの林間学校があった。

サークルには何も参加してなかったけど、勿論騎士である僕はルナに付いて行った。

そしてその晩、勇気を振り絞ってルナに手紙を出したんだ。


『今夜、月の見える湖で君を待っています』、と。