契約の恋愛

"未来"という聞き慣れない言葉に不思議な感情になった。

私には、確かに"未来"があるんだ。私がそれを投げ出さない限り、私の時間はそこに向かっていく。

そこだけに。

「さて、体も冷えますしそろそろ中にはいりましょうか。」

夢の時間も終わり、とうとう話は本題へと突入した。
白いソファーに向き合うように座る。

「さて…。では、まず契約の事ですが。」

…まずってそれしかないでしょ。