契約の恋愛

冷静に分析しながら、ゆっくり部屋へあがる。

白で統一されたシンプルな部屋。

てっきり服装からして、部屋も黒で統一しているのと思ってた。

「…お邪魔しまーす。」
ヒョコっとリビングへと足を踏み入れる。

…大きい…。
その広さに思わず見とれてしまった。

見た目からして高級そうだったけど、中も高級だったみたい。

自分のアパートと比べ物にならない。

家具とかあんまり置いてないからかな。

「お茶でいいですか?」
ぼけ~としていた私をおかしく思ったのか、紀琉は笑みを微かに含んでいた。

「あ…うん。」

少し照れくさくなった私は部屋を見渡した。

何か…変な感じ。