茶の人生

『さぁ、純も食べてごらん♪おいしいよ♪』







『って…寝てるし。』







純は椅子に座ったまま、幸せそうな顔をして眠っていた。







「寝ちゃったね…。」







『あぁ…。いい顔してるよ、純。』







「これから先、純はどんな人間なっていくんだろうね。」







『まだまだ先の話だけど…あっという間に純は大人になっているのかなぁ。』







「きっと、すぐに来ちゃうんだろうね…。二人で一緒に純をずーっと優しく見守っていこうね!!」







『あぁ!!きっと俺たちの子供だからいい子に育つよ!!それまで俺は死なないぞ!』







「あったり前でしょ!!」







こうして、1971年も終わったのであった。