「ねーぇッ藤堂君。放課後いい??」

あたし麻里☆

由香里の親友だょ!!

シリアスな中何やってるんだって??

今からあたしがキューピットになってやりまーす!!

どうやってって??

それは…。

「あ、藤堂君!…あのさぁ、由香里に聞いたんだけど。藤堂君ってお金目当てで由香里と付き合ってんでしょ??」

「は…?何?説教でもするつもり?」

「違うよ…あたしも、あたしも由香里とはお金目当てで付き合ってんだから。でさぁ…由香里の執事君のこと教えてくんない??」

「は…マヂかよ!!信じられるわけねーじゃん。」

「じゃぁ…これみたら信じられるかなぁ。」

「それ…」

「由香里のサイフ(とオソロのあたしのサイフ☆)パくった。」

「…そーゅーこと。…あの日なぁ、本命の彼女と賭けの話しててさぁ。まぁその電車に執事君も乗っててさ。話聞かれて殴られたって訳。今執事やめさせられてガッコいってるらしぃぜ?」

「ふーん…そーゅーこと。」

麻里はニヤリと笑った。

「じゃぁにーッ☆全部録音さしてもらったぜ☆」

「は!?ッおい待てよッ」

女子の中で断トツ足の速い麻里ちゃんをなめんじゃないわょーッ!!







というわけで。

麻里ちゃんのエンジェェルタイムでした!!