「「「「「おはようございます!!由香里さま!!」」」」」

「おはよう!!」

あたしの父親は超大型ブランド

『flower』の社長。

まぁだからあたしは『flower』の次期社長って訳。

小さい頃から責任感じてたしそれなりの覚悟はあるけど…

どうやら今家の中であたしのアホ加減が問題になってるらしい(らしぃって;)

でも…あたし…

勉強なんて…大っきらいなのーっ!!!

「由香里、時間大丈夫か?」

「ぁ!!はい。大丈夫です。」

でもあたしだって家族の前ではちゃんと

お嬢様ぶってるんだ…ょ??

学校ではそんなか欠片ないですけど(汗)

「美紀子とも話し合ったんだけどな…」

美紀子【ミキコ】っていうのはお母さんのことね。

「由香里の成績だと…社長にはなれないんだよ。」

うぅっ…痛いところつきますね…

あたしも考えてたけど…

それほどやばいことだったなんて!!

「だから由香里に執事をつけることにした。」

「えっ…執事ですか??」

執事って…あの執事!?○○ちゃんの執事の執事!?

すごぃwww!!

「勉強とかいろいろ見てもらいなさい。今日は部活早退して帰ってきなさい。」

「はい…。」

今日遊ぶ日なんだけどな…。

まぁ早く帰ってくればいいか(泣)