……???

だ、誰っすか?


もしかして…



「ギャーーーーー!!不審者ーー!!」

そういってあたしは、そこら辺にあった靴を不審者(?)に力いっぱい投げつけた。




「い…痛いです、美央様。おやめになって下さい。事情はきっちり話しますから。」




──…ふぇ?

美央、様?
なぜあたしの名前を知ってる!?


そして事情って何?





何のことかさっぱり分からないあたしは、玄関のド真ん中で呆然と立ち尽くしていた。









―3分後―

「で、お宅はどちら様でしょうか?」



やっとこさ今の状態が分かったあたしは、目の前の紳士に質問した。



紳士は質問に答えてくれた。