何時間かこの世界の景色を堪能してた。

下を見れば、酔っ払ってるヤツ 喧嘩してるヤツ カツアゲしてるヤツ・・・いっぱいいたよ




俺はとうとうフェンスを越えた・・

さて 死のうか・・・・・・

そう思いながらも俺は何分間もその場に立ち止まってたんだ





その時にコイツに会った。。





『死ぬの?』

第一声がこれ。

普通焦って止めるよなww



「・・・・嗚呼」

そんでも俺は冷静に答えた


「・・ふぅん」

「なに」

いつまでここに居るつもりだ?




『別に? あんたが死ぬの見届けようと思って』

何・・コイツ ムカつく。。

「・・・消えろ」

『何あんた、あたしが居なくなってから死ぬつもりなの?』

別にどうでもいいだろ?

でもコイツはこう言わないと行ってくれないだろ?

だから・・・・・

「そうだよ、だから消えろ」




『アンタずっとフェンス越えてから立ち止まってたじゃない 死にたいなら早く死ねばいいのに』

コイツ、始めから見てやがったな。。


「・・・いいんだよ。。俺が死にたいときに死ぬから」







『そう言って ―――逃げるんだ』