こんな面白みのない男など 早く離婚してしまえばいいのだ。 愛されていないのを感じないほど馬鹿ではあるまい。 愛想もなく、会話も少ない夫婦関係にあの女は何を思っているのだろうか。 あの女にとって金のなる木であり、 高級ブランド品である僕はそれだけで価値があるというのか。 愛は感じられずとも、 自分の所有物であるからいいのだろうか。 僕の心はここには微塵も預けられてはいないのに。 僕の休息の地はここではないというのに。