君の中で僕は眠る


こんな面白みのない男など
早く離婚してしまえばいいのだ。

愛されていないのを感じないほど馬鹿ではあるまい。

愛想もなく、会話も少ない夫婦関係にあの女は何を思っているのだろうか。

あの女にとって金のなる木であり、
高級ブランド品である僕はそれだけで価値があるというのか。

愛は感じられずとも、
自分の所有物であるからいいのだろうか。



僕の心はここには微塵も預けられてはいないのに。

僕の休息の地はここではないというのに。