トライアングル




『マ、、………』





『ん!?聞こえない』



あさみの声が小さすぎて


ついつい、私はあさみの方に

身を乗り出す






あさみは顔をあげ深呼吸し


私の耳元に顔を持ってきた




なんか私まで、緊張しちゃうじゃん





『言うよ??



……誠君が



……好きなの!!』





え、、、





予想外……





『そ、そうなんだ!!』




まさか…マジで好きだったとは



単なるファンだと思ってたよ……




『だから!!お願い!!協力して』






その言葉を聞いた時……



私は初めて感じる感情が出た






なんだか…モヤモヤする。