「さっ…寂しくないもんっ!!」 「ふ〜ん。ほんとーに?」 「本当だよっ!!」 …うそ。 本当は寂しい…。 お母さんもお父さんも出張だし、一人でいる時間なんてあんまりなかったもん。 ハプニング起きて郁と一緒だったからね。 そんなことを思っていると郁はあたしの心を覗いたかのように言ったんだ。 「親御さんたちがいない間は毎日遊びに行くから大丈夫」 なーんて微笑みを見せながらあたしの頬にキスをした。 「〜〜〜〜っ!!」 ここ、公共の場っっ!! .