「郁、大好きだよ」 「俺も大好き」 あたしたちはキスを交わして暫くその場でゆったりしてた。 ――――――― 話し込んでいて麻知やシゲくんのことを忘れていて携帯に連絡がきたときに思い出した。 電話にでると… 「美知琉!?あんたどこにいるの!?」 キーン…と耳に響くくらいデカイ声。 そんな大きくなくても聞こえるよ。 「屋上だけど…」 「あ、そう。わかった。あと、雨降りそうだよ」 なんなんだ…。 心配して来てくれるわけじゃないんだ…。 .