それにお前は男なんだから行ったってはしゃげねーだろ。 結局は俺が頑張って女になりきんなきゃいけないんだ。 今年はゆっくり過ごすべき。 「い〜く〜…」 「三日に行けばいいじゃん?年始はゆっくり過ごした方がいーよ」 すると頬っぺたを膨らませた美知琉。 そして立ち上がった。 多分、俺の格好だから女装して外に出るとでも言うのだろう。 「あたし。出掛けてくるから」 「いってら〜」 「……………」 「行かないの?」 「超ミニスカ履いてやるっ」 「寒いけど」 「〜〜っ…」 …ふ 勝った。 .