『なんだよ、あいつ。』 『じつは俺、皆藤さんが好きなんだ。』 『え?』 『俺さ勉強しか取り柄ないけど付き合ってくれないかな?』 『えっと、ごめんなさい。』 『なんで?俺かなりイケメンだしさ。』 『好きな人、いるから…。』 『誰?』 ガサガサ★ 『おい、西田しつけぇぞ!』 『盗み聞きしてた!?』 『うっせぇ』 『皆藤が嫌がってんだろ!がり勉は嫌だって(笑)』 『はぁ、おまえこそ運動しか脳のない馬鹿だろ!』 『やめて!私は西田君とは付き合えないから。』 皆藤は走って行った。