「貴女は…ナスカさんはどうして神人になろうと思ったんですか」
するとナスカは考える間も置かず即答した。
「この世界全てを守りたいから」
「そんな事出来るんですか」
「難しいだろうけどね。でも、私は守るつもり。この世界も、この街も」
そう言ってナスカは笑った。その笑顔を見ると、この人は本当に世界を守ってくれるような気がした。
「じゃあね。卒業するまでにもっと強くなっててね」
そしてナスカは立ち去った。