「誰なの?」 「まぁ、待ってなって!」 あたしが聞いても、愛莉わもったいぶって教えてくれない。 「あっ!きた、きた!」 数分してから愛莉わ校舎の方を指差した。 「えっ…」 思わず声が出てきた。 だって、 だって… あれ…… 隆哉なんだもん!! 「えっ、は?なんで?」 意外な人の登場により、あたしの頭わパニック状態。 「まあまあ、落ち着きなって。」