ハッッ・・・・・・・ いけない。また自分の世界にはいってしまった。 多分、これも彼氏が出来ない理由のひとつなんだろうな・・・ それを冷静に客観視出来るところも、恐らく、だ。 直すつもりなんてない。 そんなことしたら私が壊れる。 自然とこぼれる溜息。 吹っ切りたくて、今度は違う通路を歩いてみることにした。 裏路地。 なんだか怪しげな・・・・・・ そう、妖しかったのだ、違う意味で。