どうしよう・・・
何気なく目をやった先に、お洒落なショップを発見した。
派手なフリルワンピースが、ガラスのウインドウ内にあって、
マネキンが大胆なポーズをとり見事に着こなしている。
・・・マネキンが。
私が着こなせないものを。
ウインドウに、私の姿が写る・・・不安げで寂しそうで。
今にも泣きそうな表情をして、つい此間までは女子高生だったのに。
・・・ぅうわぁあアあああああツツ!!!
つーか、こんな分かりにくいものを娘に押しつけんじゃねえよツツ!
どうせ要らなくなったから、お古は娘に・・・
なんて、無茶苦茶なリサイクル精神を発揮させたんだ!!!
つか、私はなんで両親に遠慮なんかしてるんだ??
卓袱台倒す勢いで発言すれば良かったものを・・・・・・っ
畜生オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオーーーーーーー!!!!!!!!!
