続・教師×生徒【恋愛物語】

「もう菫も子供じゃないんですから…彼女の意思を尊重するべきです。
菫は俺と一緒にいることを望んでる。」


「菫の気持ちなんては関係ないわ。
そうだ!菫と離れたくないんだったらあなたがお金を出してくれてもいいのよ。」


平然とそんな事を言うおばさんに無性に腹がたった。


「おばさん!いい加減にしてよ!
慎吾にお金を出せなんて、よくそんな事が言えるわね!もうあたしに関わらないでよ。」


睨み付けながら言った。


「どの口がそんな事、言ってるんだい!
お荷物の家なし子だったお前を引き取ってやった恩人に向かって…」