続・教師×生徒【恋愛物語】

「…………お金…何に使うの?」


あたしがそう聞いたのが気に入らなかったのか


「お前に関係ない!
そんな事より、お金は?持ってきたんだったら早くだしなさい。」


おばさんの口調が強くなった。


どうしよう…慎吾〜怖いよぉ〜(涙)


そう思った時だった。


「何の為のお金なんです?借りるんだったらそれなりに答えてもらわなきゃ、お金は渡せませんよ。」


隣の席に座ってそう言った人物。
そう、あたしが待ちわびていた慎吾の声だった。


「慎吾…」


ホッとして体の力がスーッと消えていく。


「初めまして。菫と付き合ってる小林です。」