「紫苑… ありがとう。 紫苑はあたしの 大親友だよ」 紫苑だけは あたしに何されても 裏切ったりはしなかったよね…。 「あたし… 行ってくるね」 「杏…」 あたしが屋上から出ようとすると 紫苑に呼び止められた。 「幸せになってね。 幸せにならないと あたし許さないからね」 紫苑は あたしを指さして言った。 「うん!! 絶対なるよ♪」 あたしは そう言った後 紫苑に満面の笑みを向けた。 屋上から出ると 紫苑の泣き声が聞こえた。 紫苑… ありがとね…