………えっとぉ? 今のは、夢じゃないよね? 聞き間違いでもないよね? あたしに向かって言ったんだよね? 「全然迷惑じゃないです!!」 そう言ったら、安心したように七海くんが笑った。 「良かった。じゃあ、行こうか」 一緒に出口に向かって歩き出す。