それから何日か経った。

放課後、優紀は近くのファミレスで
いつものメンバーと語ってた。
「忘れてたぁ~泣」
泣き喚く優紀に美奈は
「馬鹿ねぇーアンタ。本当に馬鹿!!!」
「優紀. . . 。どんまいっ」
ストローを噛みながら七恵は言った。
「ねぇーねぇー。やっぱドリンクバーって
いいよね!!!」
「梓ー。馬鹿は優紀だけでいいのっ。」
「え~アズは優紀みたいに馬鹿でアホじゃ
ないもーん☆」
と言いながら梓はドリンクバーへ. . .
←こう見えても成績はこの中で輝羅の
次にいい。


「美奈!!今から梓を絞め殺していい??」

「っで。お馬鹿な優紀さんは
入学して何週間たった今、カズ君と
一言も話していないと?」

"話し聞いてねー!!"

「ユウキ駄目じゃんっ入学した時が
話せるチャンスだったのにねっ!!
アズは入学した時、ショウ君に
心を撃たれて即行コクったからね!!
そしたらショウ君. . . キャー!!!」
「だってー。粘り作戦でつい. . . 。」
「優紀だけ負け組みねっ」

”また美奈は話し聞いてないっ泣”

「まぁー。美奈は卓也。梓は翔。
七恵は私と同じでフリー. . .」
「多田 裕也にコクられた。」
「まじ~!?OKしたの??優紀はショックです. . .泣」
「したよ。直球ど真ん中ストライク!!!
あたしの好み☆」
「ア...アキラちゃんは居ないよねっ??」