「はぁ〜…
やっぱり良いわね〜
女の子との会話って」



紅茶を片手にうっとりと呟くお母さんを見て軽く吹き出してしまった(笑)


「ほら、ウチは私以外みんな男でしょ?だからもう今とっても嬉しいのよ♪」



「そう言っていただけると
私も嬉しいです。」




すっかり打ち解けて神田のお母さんと色んなことを話した。


「そろそろ雪が帰ってくる時間ね。
よかったら出迎えてくれる?」



「はい(笑)」



玄関に向かうとちょうど玄関の扉が開いた。


「ただいま〜…」


「おかえりなさい。雪君。」


「うわっ!!……なんで??」

驚いた顔の雪君は
神田にソックリだった(笑)



「借りてた服と靴を返しにきたの。プールどうだった??」



雪君が持ってた青い水着入れを見ながら聞いてみた。


「あ、楽しかったです。」

少し頬が赤い。
照れてるのかな、可愛い。

「雪〜!手洗って来なさい。
ご飯にするから〜!」



キッチンからお母さんが声をかけてきた。


「だって。行こっか?」


「あ、うん!!」


満面の笑顔の雪君と一緒にリビングへ向かった。