「もしもし?」
『その声……神田か??』
「そう…ですけど……」
神田は驚いた表情をしている。
(何話してるの…!?)
「……はい、分かりました。」
「なんて……?」
「ん?なんかすぐいくからそこで待ってろ。事情はそん時聞く。だって。」
「そう……」
「もしかして…彼氏?」
「……絶対違う。
あ……、来た。」
駆け寄ってくる人物を見て神田が大きな目をさらに大きくした。
「にっし〜…?」
「西野先生。だろうが。」
呆然とする神田を無視して
『西野先生』は私に目線をあわせる。
額にはうっすら汗をかいている
「カノ、あんまり心配させんな…。」
「ごめんなさい。和君…」
普段の呼び方で呼ばれたので私も普段の呼び方で会話することにした。
「どっかケガしてるか?」
「足…挫いたの……」
「…歩けるか?」
「……………。」
「……立てるか?」
私は立ち上がった…
―――瞬間
「キャッ!!」
「お前……
飯食ってねぇな?
神田、悪いけどちょぃ付き合え。」
「あ、はい!」


