「大丈夫か? なんかあったんなら ちゃんと話して。」 そう言われ 私はゆっくり 話し始めた。 美優から聞いたこと、 不安になったこと… 先輩は優しく 抱きしめてくれた。 そして… 「そんな思いさせてごめんな。 でも大丈夫やから。 美樹ちゃんは違うから。 大切にするから。」 そう言ってくれた。 嬉しかった… 先輩のことを もっと好きになった。 「美樹って呼んでください」 私はそう呟いた… 先輩の大きな 胸の中で…