four leaf clover ~恋人になったお兄ちゃん~

「そんな顔してどうしたんだよ!」


ユウスケ目は鋭い。


私って顔に出るのかな・・・?


でも、今ユウスケに気づかれたくない。


淋しいって。


だから私は強がってみせた。


「別に何も無いってば!」


私はユウスケを睨んだ。


ユウスケも私の目から視線をそらさない。


そして、次の瞬間私の前からユウスケが消えた。


暖かい胸・・・。優しい手・・・。


そう、私はユウスケに抱きしめられていた・・・。