「じゃあずっと連絡とっていたの?」


お母さんが興味心身に話を聞く。


「いいえ、再開したのは最近です。」


しっかりとした口調。


こんなユウも格好良い・・・。


「そうよね、メグ最近までお兄ちゃんの名前知らなかったみたいだし。」


そうなの。


最近お母さんにお兄ちゃんの名前教えてもらって


それで私だって知ったんだもん。


「でも、なんか運命感じちゃうわね。」


お母さんユウの名前思い出してくれたおかげだよ。


「お父さん、お母さん、それでね。」


私は口を挟んだ。


「なぁに?2人が付き合うのには反対なんてしないわよ?ねぇお父さん。」


「あぁ。」


「それもそうなんだけど、私ユウに家庭教師してもらいたいの。」


私のお願いに、ユウは言葉を付け足す。


「もちろんお金とかはいりません。メグミさんが大学へ入るまで勉強を一緒にしたいだけです。」


「あら、でも、そんなの悪いわ。大事な時間をメグの勉強になんて。」


「いいえ、いいんです。」


「あのね、私○○大学に行きたいの。頑張るから・・・ダメ?」


お父さんは少し考えて


「分かった。頑張りなさい。」


と言ってくれた。


お母さんはというと、


「じゃあ、勉強の後、夕飯ご馳走するわ。それ位ならいいでしょ?」


だって。


お母さん良い事言うじゃん。


ユウはその言葉に


「はい。よろこんで!」


と笑顔で答えた。



そういって、私とユウは親公認となった。


えへへっ。