「楽しかったな。」


「うん!私も久し振りにはしゃいじゃった!」


「良かった元のメグに戻った。」


ユウスケはずっと私の心配をしてくれていた。


ユウスケいつも優しいね。


「ありがと。心配してくれて。」


心からそう思った。


「なぁ、先輩と上手くいってないのか?」


ユウスケは心配そうに私の顔を見る。


「上手くいってるよ。ただ・・・先輩忙しくて少ししか話せなくて。私が欲張り過ぎなの。だからちょっと淋しくなってただけ。」


本当私ってよくばりだよね。


まだユウスケにも甘えてるし・・・。


「そっか。でも、先輩はメグの事、大事にしてると思う。そうでなきゃ、わざわざ図書室でなんか勉強しないと思うよ。」


「うん、分かってる。」


そうだよね。


先輩はいつも私の事思ってくれている。


欲張りになっちゃダメだ。




「淋しいときは言って。気分転換くらいはしてやる。」


「ありがと。」


ユウスケありがとう。


でも、あんまりユウスケに甘えちゃダメだね。


もう2人では遊ばない。




そう心に決めて、ユウスケとバイバイした。