それにしても、とっても痛がってる彼女。 そりゃあんだけ切ったもんな… でも、素直じゃないやつ。 俺にそっくり。 弱音は吐かなくとも、顔に出ちゃってるじゃん… 苦痛に顔を歪めている彼女に、俺は遂に平静を保てず、鉄の仮面が外れた。 「素直になれよ。」 自分に向かって言っているような言葉。 思わず彼女に、言ってしまった。 しかも、タメ口で。 医者のくせに…俺、ダメダメじゃん… 彼女に出会ってからの俺は、全く調子狂いっぱなし。 しっかりしろ…俺。