とりあえず、脱いでもらって、患部を見たり触診したりした。 あまり腫れは見られないし、色もそんなにおかしくはない。 やはり部長の言うとおり、そこまで病状は重くはないようだ。 とりあえず、診察した感想を軽く述べ、 俺は輸血の同意書を取りに行くため、部屋をでた。 その間に脱ぐよう指示したストッキングを履いてもらうように言った。 これが間違いだった。