いきなりの大胆告白にびっくりして拍子ぬけしたが、 慌てて北見さんに声をかけた。 「いや…気になさらないで…頭、上げて下さい。」 北見さんは、やっと顔を上げ、小さな声で すみません、と言った。 「あなたのことが、嫌いとかじゃないんですよ! でも……本当にごめんなさい! 私の父から持ちかけた話なのに…」 そういってまた北見さんは顔を両手で覆った。 「いえ、本当に大丈夫ですから… 何があったのか、話して頂けませんか?」 北見さんは、小さく頷いた。