「そうかそうか」 蓮兄は不敵な笑みを崩すことは無く、憎たらしく笑う。 「"なっちゃん"…ね」 蓮兄は微かに口角をあげると、意味ありげにあたしを見つめる。 「別にそれは仲が良いとかじゃなく、こいつが勝手に呼ぶだけであって…ッ!」 「そ、そうだよ!蓮兄!」 とりあえず、蓮兄の誤解を解くのが一番だ。 「ふーん」 もう蓮兄って意地悪! この日の夜、あたしとなっちゃんは"イイワケ"に必死だった。