きたきた。 場所を聞いてきた。 「……この前、柏木と闘った廃倉庫…」 「そこ行けばいいんだな?わかった、行くわ」 そして、一方的に切られた。 「なっちゃん、ありがとー!」 あたしは正直嬉しかった。 だって だってだってだってだって! 「あたしの為に助けにきてくれるなんて…」 好きな人に、助けてもらったら誰だって嬉しいよー! あー、はやく来ないかなー。 そして、一緒に甲子園に連れて行かなければならないんだけどなー。