「モウダメだよ。お金ない。」 当たり前のように店の前で 「コレが欲しい」と言った彼に 私は思い切って言った。 彼の顔を見るのが怖くて ずっと下を向いていた私。 聴力を最大限に引き伸ばし 彼の動向をうかがう。 「・・・。」