「真希。俺は夜斗だ」


耳元で囁かれて、息をっ!


「ちょっ!近づかないでよ!」


アタシは、夜斗が近かったから押して遠ざけた。


「逃げたら意味ねぇじゃん」


「は?」


「決めたんだよ。俺は…お前を教育してやるって!」


悪魔みたいな微笑みをしながらアタシのまた耳元で言った。


「マネすんな!アタシが、お前を教育してやるんだから!」


アタシは夜斗の胸ぐらを掴んで言った。


「一応、言うけど…俺は、身体を教育してやっから」


身体?…身体って…何?


「―――だよ」


「死ねェェ!」


けど夜斗は、アタシの拳をよけた。

夜斗は、冷蔵庫からビールを取り出した。

そして一気飲みをした。

話聞けってば!


「ぷはっ…美味いな」


「マジで?」


「飲む?」


興味津々のアタシ!アタシなら…


「飲む!」


アタシは、ちょっと飲んでみた。