翌朝。

琉憂は、とびきりの笑顔でアタシに言った。


「さぁ、行くよ」


ノリノリ琉憂。そのノリノリ…アタシに下さいッ!


琉憂のバイクに乗って行くらしい。


でもバイクには、べたべたとシールが!


けど、仕方なく乗った。


「…ここ?」


「うん」


アタシは琉憂に引きずられながら中に…未成年はダメなんだよっ。


琉憂が休憩所のドアを蹴って開けた。



「ここに、工藤夜斗って言う馬鹿ホストいる?」



何人かいた中に…夜斗がタバコを吸っていた。