「空が見たい」 飴細工のように脆くも儚い、 でも、愛らしいままのキミをそっと抱いて僕らは、 無限に広がる空を見上げていた。 どこに居たって、空は必ず僕らの上にあって、欠かさず見守ってくれる。 「空になれば……ワタシはアナタの傍にずっと居られるね」 優しく微笑むキミに、涙が溢れそうだった。 どうしてキミは……、 そんな細い体になってもまだ、僕を守ろうとしてくれるの? 寂しがり屋の僕を、キミは細い腕で優しく抱き締めてくれた。