「がんばれ」 なんて言葉は、僕は好きじゃなかった。 目標も夢もない、傷だらけの心しか持たない僕だから。 でもね? その傷が癒えるまで傍に居るから、 「がんばろうね?」 言ってくれたキミの言葉で僕は初めて、 「がんばろう」って思えた。 ホントは、 「がんばろうね?」は、 僕が言わなきゃいけなかったんだ。 徐々に痩せていくキミの体に気付けなかった愚かな僕。 気付いたときには、 キミの命の灯は、弱くも必死に燃えていた。 「がんばろう?」 「がんばれ」 なんて……もう遅い。