『とっておきの場所?』
夜景から莉央に視線を向けた私に、
『そっ!』
急に下を向きおもむろにタバコに火をつけた。
『ダメじゃん!とっておきの場所は彼女になる人と来なくちゃ!』
彼女=美希…
私はずっとそう思ってた。
今までは…
『だからだよ…。』
下を向いていた莉央が…
まっすぐ私を見つめた。
夜景に反射して…
キラキラ…キレイ…。
どうして?
こんなにドキドキが止まらないのは…
私…どうしちゃったの?
いつもならすぐに逸らす視線を、莉央はまっすぐずっと私を捕える。
いつもと違う莉央に、もうどうしていいかわからなかった。


