『遠距離恋愛のしかた』


それは意外な相手からのメールだった。





“今、駐車場にいる。


      莉央”




…莉央??





放心状態だった私の頭が一気に目覚めた。






珍しい…莉央からメールなんて…



いつもなら信平がメールくれるのに…






急いで身支度を整えて、休憩室を出た。














駐車場に着くと、あの莉央からは想像つかない怖そうな車が一台…





いつ見ても見慣れない…




乗るのさえ躊躇ってしまうような真っ白で…真っ暗な車…。




その車に寄りかかってタバコを吸っている莉央がいた…。





あれ?



莉央一人?





信平は…?







私を見つけた莉央は、いつものポーカーフェイスじゃなく…




柔らかい笑顔だった。