可愛い彼女と不良な彼氏

「ふぅ～。」


と、私はおばさんみたいな声を出してしまった。


「お前おばさんみたいだな。」


この一言で少しイラついた私は


「翔の馬鹿っ！」


と言ってしまった。


でも、人が気にしたことを言うんだもん！


「ごめんな？舞香。」


「知らないっ！」


「本当ごめんって。」


こうやって必死になって謝ってくれる翔も好き。


「ふふっ。」


と私は何だか笑ってしまった。


「何だよ、急に笑いだして。」


「翔、好き。」


「えっ?!あっ…あぁ。」


と急に言ったからなのか翔は照れていて、そんな姿にまたキュンっときてしまう。